つくばテクノロジー株式会社
2018.8.31
御社の紹介をお願いします
産業技術総合研究所の技術移転ベンチャーで、非破壊検査装置の研究開発、製造、販売を行っています。主な製品はレーザー超音波可視化検査装置と小型冷陰極X線検査装置です。
創業13年目で、国のプロジェクトにより検査装置にイノベーションをもたらし、専門家でなくても、またどこでも使える検査装置を世界に普及させ、安全・安心な社会を「つくばから世界へ」の目標で社員一同精進しております。
本県に立地した経緯を教えてください
もともと社長が中国の西安出身で、筑波大学に留学し、そのまま日本で通信総合研究所や産業技術総合研究所で長年研究し、産業技術総合研究所の時に現在の取締役も含め、産業技術総合研究所の技術を普及させるため、ベンチャーをつくばで創業し、現在に至ります。
本県に立地して感じる利点は何ですか
ご存知のようにつくば市には研究所が集積しており、いろいろな先端技術に関する研究開発をしています。また、茨城県は日立製作所のお膝元で技術者、人材、工場が揃っております。
そういう上流の研究から下流の製造に至るまで、一つの県で事業出来ることは他の県ではない利点と思います。
御社の今後の展望をお聞かせください
現在国のプロジェクトで研究開発した装置を普及版として製品化しています。それを量産製造して、広く国内、海外に販売していきたいと考えています。
また、非破壊検査装置のみならず、2020年の東京オリンピック成功のため、イベントのセキュリティ検査装置、また高齢化社会による医療サービス充実のため、在宅医療用の小型X線撮影装置、移動型X線断層撮影装置なども開発が終わり、薬事認証を取得し、普及させていく所存です。
これら事業により、Appleのように皆様の身近なところで、つくばテクノロジーのイノベーションによる新製品がお役に立つことを期待しています。
茨城県に立地を考えている外国企業へのメッセージをお願いします
茨城県には大手企業や中小企業,ベンチャー企業などが幅広く進出しており、茨城県では外資系企業等補助金を用意し、外国企業の進出に力を入れています。
また茨城県は最先端技術から農業まで、日本で一番と言って良いくらい恵まれており、各分野の企業様に魅力的な立地と考えます。
ぜひ、一度茨城県にいらしていただき、実際に県や市の担当者とお会いいただければ、その利点を知ることができます。
会社概要
つくばテクノロジー株式会社 |
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設立年 |
2005年 |
本拠地 |
茨城県つくば市千現1-14-11 |
親会社 |
なし |
事業内容 |
非破壊検査装置、セキュリティ検査装置、医療診断装置の研究開発・製造販売、検査サービス、その他 |
URL |